
理研CBS
思考・実行機能研究チーム
Kentaro Miyamoto Lab. at RIKEN CBS

MEMBERS

宮本 健太郎
チームリーダー
東京大学大学院医学系研究科機能生物学専攻で、霊長類の再認記憶の想起と記銘のメカニズムに関する神経生理学研究を行い、2014年に博士(医学)を取得(指導教員:宮下保司教授)。自身の過去の記憶の評価(メタ記憶)および、未来の行動に対する予測と評価(展望的メタ認知)を行う脳の仕組みに興味を持ち、2017年よりポスドクとして、英国オックスフォード大学実験心理学部にて、霊長類の意思決定のメカニズムに関する心理生理学的研究を行った(Matthew Rushworth lab)。2011-2019年JSPS特別研究員(DC1, PD, 海外)。2021年7月より現職。2023年4月より、東京大学大学院総合文化研究科・駒場理研連携大学院客員准教授(修士・博士課程研究を当研究室で行いたい方はご連絡ください)。
林 明明
研究員
東京大学 大学院総合文化研究科博士課程修了(博士(学術))。公認心理師。JSPS特別研究員、東京大学の特任助教、国立精神・神経医療研究センターの研究員等を経て、2021年9月より現職。これまでの研究はストレスによる記憶への影響、パーソナリティ、精神健康、インターネット調査・実験の信頼性に関する研究など。これら研究領域におけるメタ認知の検討を目指したい。


齋藤 真里菜
同窓員
東京大学人文社会系研究科にて博士号取得。村上郁也教授に師事。日本学術振興会特別研究員DC1(2019-2021)。盲点領域に直接与えた光刺激が通常視野に及ぼす影響について研究を行ってきた。2022年4月より学振PDとして名古屋市立大学辻村研究室へ移動。
田中 志歩
客員研究員
2023年度、上智大学にて博士(心理学)を取得。臨床心理士・公認心理師。三井記念病院精神科にて臨床研修に従事。2019年より、慶應義塾大学医学部精神神経科学教室にて、ADHDやうつ病に関する神経心理学研究に参画。主観の異なる個体同士の協働について脳科学的に解明することを目指して、2021年10月より研究パートタイマー1として宮本ラボに参加、2022年度より大学院生リサーチアソシエイト。2024年4月より東京大学IRCN渡部研究室にて特任研究員。


馬場 美香
研究員
東京農工大学生命工学科卒。2015年大阪大学大学院生命機能研究科・視覚神経科学研究室にて博士号取得。初期視覚野の両眼視に関わる神経細胞の研究に従事した後、生理学研究所・感覚認知情報研究部門、のち玉川大学脳科学研究所にて質感の脳内メカニズムに関する研究に従事。
山形 朋子
客員研究員
玉川大学大学院工学研究科脳情報専攻で、マカクザル前頭皮質における視覚からの企図運動情報形成過程を神経生理学的に研究し、2010年に博士(工学)を取得(指導教官:丹治順先生、星英司先生)。‘09-‘14、学術振興会DC、GCOE研究員、CREST研究員、東京都医学総合研究所研究員(星研)を経て、’15に渡英、オックスフォード大学生理解剖遺伝学部およびナフィールド臨床神経学部にて、視床下部睡眠回路や大脳皮質による睡眠覚醒と睡眠ホメオスタシスの制御を研究(Vladyslav Vyazovskiy lab)。’21年5月に東邦大学解剖学講座微細形態学分野に、11月に理研CBS思考・実行機能研究チームに参加。マウスとマカクザルの両方からのアプローチにより、睡眠機序の解明と、睡眠・麻酔による意識消失の謎の解明を目指している。 ‘15, 上原記念海外留学助成金ポストドクトラルフェローシップ、内藤記念海外研究留学助成金。

